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INTERVIEW 05

ユーザーとお客様のために
最大限の付加価値を生み出す。

エンジニア / K.N

Chapter 01

命に関わる伝送網の構築は
不足の事態に備えて慎重に。

エンジニアとしてキャリアを歩む前は、法人向けパソコンの販売に携わっていました。パソコン本体を改良することが当時の仕事。これにより職人としての技量と、パソコンの仕組みを知ることができました。その後は、新聞社に社内SEとして転職。当時の私はIT知識に乏しく、仕事のために自己流でがむしゃらに覚える日々でしたが、次第に少しずつこの仕事の楽しさを感じるようになりました。アクサスに入社する前から、携帯関連の業務に従事するようになり、技術の発展に伴い3G・4G・5Gと伝送網の構築に携わってきました。現在は5G向けのルーターのバージョンアップ作業を担当していますが、これにはかなり神経を使います。万が一、通信が途切れると携帯電話がつながらなくなり、110番や119番ができず命に関わる事態になります。先にいる人たちを想い、不測の事態に備えて慎重に作業を行っています。

Chapter 02

信頼関係で大切なのは
業務の線引きをしないこと。

通信環境は年々進化を遂げており、時代に見合った設計フェーズを考えていく必要があるため、トライ&エラーを繰り返しながら日々業務に務めています。プロジェクトを円滑に遂行するには、技術スキルはもちろん、お客様と信頼関係を構築することが大切で、そのうえで心掛けていることが二つあります。一つ目は、お客様と積極的にコミュニケーションを取ること。同じ業務でも経験に基づく判断のみで動くより、相手の意図を汲み取り柔軟に作業を行うことで、チーム全体の生産性が高まると考えています。二つ目は、業務の線引きをなるべく行わないようにすること。例えば、競合他社のエンジニアとどこで比較されるかというと、振られた業務を行うのは当たり前で、そこから先の付加価値をどこで生み出すかが大切になります。だから、いつでも何でもお客様の要望を受け入れられる状態を目指しています。

Chapter 03

ITの発展に関わらず
求められる技術者でありたい。

ここ数年の間にも、目まぐるしく進化しているIT業界。生まれたばかりの我が子が成長する頃には、今の常識が通用しないほど大きく変化していることが予想されます。もしかすると、AIによる自動化が進み、私たちの業務が不必要になる時代が来るかもしれません。しかし、アイデアという部分では人がITを上回ると考えているので、技術を磨き続けることでどんな時代でも必要な技術者でいられることが目標です。覚えた技術を次の世代につなげていくことで、社会が今よりもっと便利で快適になっていくはず。そのためにも、今後はマネジメントスキルを身に着けて、次世代の育成に携わりたいです。私がこれまで培ってきた知識と経験を後輩たちに伝え、私自身もしっかりと会社に功績を残してまいります。